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Gundam Quarter

Gundam Quarterである。僕は全くと言っていいほど関わっていないので、本来此処に文章を書くのはおかしいのだが、何処を見ても同じように「頑張ります」程度なので、試しにいつもの嫌味ったらしい書き口でこれが何か説明したいと思う。

▼そもそもこれは何か?
今年でガンダムが誕生してから25年である。だからどうしたという所だが、今までの時代は過去のように、メーカー独自路線の、宣伝材料として使われるだけだった。何しろ、「〜周年」なんてのは一般的に大義名分なだけで、お店ならセール期間、市町村自治体ならお祭り、ってなもんで、大体に於いて年数を祝うのではなく、イベントにこそ価値がある。
という訳でこれも、25周年に大義名分を於いた、ファン同士のお祭り、であるらしい。
GQ通信から抜粋するに、「『GUNDAM QUARTER』はガンダム25周年を記念した、ガンダムファンの合同による非公式なガンダムファンサイトです。」とある。
まぁ、色々言いたいことはあるが、此処では置いておく。取りあえず、非公式なものなのである。これ自体は今まで大小様々なイベントがあったかもしれないが、それなりに大規模且つ、インターネットを介したイベントというのは恐らく初めてであり、ある意味でセンセーショナルであろう。

▼何が目玉か?
17日になり、目玉とも思える、「/25」が公開された。
今回のテーマは安彦 良和。
雑誌的な内容が殆どであるが、最後に可動式綾波レイの造形師、浅井真紀氏によるミニコラムがあり、これは此処でしか読むことが出来ない。
他にあるテキストは、造形家の小松原氏による、「俺とガンダム」、mega80's管理人の廣田氏による「79年よ永遠に」の二種のコラム。
しかし、一体何を書きたいか僕にはさっぱり判らない。
いずれも、雑誌的な体裁としては非常に優秀だろうが、続き物のため、今回だけでは何だかさっぱり判らない。
一番見るべき所は、糞ボルト氏の描くZガンダムの絵である。
これは見るべきだろう。
また、藤沢孝氏の描くシャアも素晴らしい。
藤沢氏は魅☆藤沢塾という、素人ガンダム描きの女性に絵を教えるという企画もしており、これはトボケた色を出しており、面白い。
また、3Dの捏造ガンダムパッケージもある。
僕はこれがどういう物なのかは良く判らない。見るからに嘘なのではなく、センチネルという実際に存在する機体の為、笑うような物ではない。
以上が今現在あるコンテンツである。
相当にゲスト陣は豪華であり、ビックリするような事もこの先あるかもしれず、期待して次回以降の更新を待つのも面白いかもしれない。

▼今現在何が出来るのか?
/25の横の柱には、シャア専用ポータルで募集された、アンケートから内容が抜粋され、掲載されている。
これから先のアンケートでも、強烈な思いをぶつければ、もしかすると掲載されるかもしれない。
また、協賛サイトとして登録が出来る。
今現在、それ以外にはファンが出来る事はなく、何ともレスポンスのしようがない。

▼結論
兎に角、/25が際だっており、どこの企業サイトに迷い込んだか判らないほどに凝っている。
また、全体的にレベルが非常に高い。
しかし、企業サイトとの違いというのが不明確であり、プロが居る以上、企業サイトと何が違うのか良く判らない。
協賛サイトになったとしても、メリットがあるかは疑問だし、一体どれだけのヒット数があるかも判らない。
甚だ疑問点があるにせよ、僕個人としてはゆっくり見守っていきたいと考えている。
何にせよ25周年の節目。暇つぶしに無料で見れる物としては、上質の部類に位置するのは間違いない。今後どうなっていくかは判らないにせよ、チェックしておくと面白そうなサイトなのではあるまいか。

5/9
3days体験版
現役でニュースやってた頃から、僕はあんまりエロゲ関連は取上げないようにしていた。というのも、あんまり好きじゃないからである。ただ、今現在のオタク文化という物が仮にあったとして、その一番速いというか、分かり易いというか、マイノリティで数少ない人間(自分も含め)しか知り得ないという状況に於いては、多分に有用的だとは思う。(ただし、オタクのカテゴリ分けという観点に於いては、という更に注釈が付くが)
という訳で基本的には感想だのも書いていないし、あまり書くようなサイトにもなりたくなかったので、今回もあんまり書こうとは思っていなかった。が、しかしである。
これにはびっくりした
いや、表現がとか、キャラの心情描写とかじゃなく、単純に僕はびっくりした。まー、他のサイトもそれほど反応しちゃいないので、僕もこんなものに留めようと思う。でも本家にも実際には張られていないので、違和感があったのは事実。
エロゲである以上中身だが、んー、全てこの後じゃないだろうか。ただし、唐突に殆ど伏線も張らず、物語要素の構成をガラッと変えたのにはびっくりした。ただし、他のサイトで語られているようなそれほどショックは受けなかった。エロゲ萌え美少女独特の絵なので、あんまり現実との乖離に恐怖を感じないんだろう、僕の場合は。
その辺り、好みが分かれそうなので今後の展開を見ていきたいものである。

トップランナー 映画監督 庵野秀明

過去の僕にとっては神様みたいな人だった訳だが、今見るとなんだか、あー、こいつも人間なんだな…という寂しさがある。
エヴァは過去に彼が言ったのと同じように、オタクが持ってるオタク的価値観だとか、オタク的鑑定眼だとか、自分も含めそういうのはくだらないという価値観の元に作られたという話辺りにショックを受けるのが一般的なんだろうが、今となっては笑ってしまう話だ。
オタのくせに、「今のオタクはいけない」ってポーズを取ってるだけに過ぎない訳で、その姿勢だけを取ってみれば、やれ新本格は素晴らしいだの、やれ映画だ、やれ哲学だとオタクでありながらオタクを見下しているオタクと何一つ変わらない。
ただ、その位置がプロであって、ステージが大きいだけであって、それ以外は自分を格好良く魅せたいという浅ましい感覚だけである。ただ、娯楽としては合格点の部分も多いのが悔しいのだが。
なんでオタクがオタク文化の優劣で自分を語ってカッコイイと思っているのかは非常に謎なのだが、まぁ個人が幸せなら僕には関係ないので多くは言及しない。勝手にやってくれ。
しかし、オタクがオタクに向かって説教垂れるという構図が馬鹿げており、どれだけ滑稽かは良く判った。
とは言うものの、オタク向けの文化自体が閉塞的で反吐が出るのだが、気が付けばそのオタク向け文化をまるで酸素を欲するが如く、気付けば摂取してる自分がいる訳で、作り手がどういう意図を持っていようと、やっぱり面白い物は見たい訳で。
近親憎悪なのかもなぁ。まーオタクという病気からは当分僕は抜け出られそうにない。
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