| □12/30 ■晦日ですよ晦日。 晦日って言えば…大して思いでも無いんですけど、今頃大掃除にいそしみ始めるか、「やべー、年賀状は年内に出さないと（一般的には誤り」と言いながら必死に額に汗しながらプリントゴッコを引っ張り出してくる日、のような気もしますが、オタのみんなにとっちゃ、冬コミ最終日だね☆いや、多分。 ガサガサモリモリエロエロな物をハントしてきてくださいな。 ■うどんさんはギャラクシーエンジェルにどっぷりはまったモヨリ。 ミントたんだそうですよしかも。 これからDVDを買う運命が（笑 ■あ、ｾｷｸﾞﾁさんは更新してるし。 ■そういやマブラヴ発売日ｹﾃｰｲしましたね。 でもDVDプレイヤーの無い俺には聞いても無駄な話でござるよ。ﾆﾝﾆﾝ。 ■種はあってもキンゲは休み… 第１３回 宇宙に降る星 もうね、何のために更新してるかって言うと三日遅れで種見たから更新みたいな事になっておりますよ。 で、今回。 前回珍しくまともなオッサンキャラが出てきたー！と平井の絵も既に見慣れれば普通の絵と相違ない！スクライドもリヴァイアスも耐えきった俺の目にはkanonアゴアニメ並の脳内補正をかければ美中年だろ、美中年だろ、オラッ！！ と言うことで小さく小躍りかつ、最小限の動作から繰り出すガッツポーズで並み居る敵をノックアウトしたわけですがね、今週死ぬだろおいー。と思ってたら死にましたよ。 「提督は、死んだ！何故だ！」 「平井だからさ」 さてキャプサイトには贅肉のあらすじをば（笑 前回、船を降りる事を示唆していたキラですが、戻ってきやがりました。 何の前振りも無く。 ここで一回避難船に戻って、避難船撃たれるー→目の前で人が死んでいく→嫌がらせみたいにモツとか見える→殺意の波動に目覚めたキラ覚醒！ とかなら筋も通るってもんですが、もう前振りも何も無し。 もうね、両澤さんの脚本に脱帽ですってば。ええ。 いきなり戻ってきたキラもキラですが、いきなりフレイがキッチュをするのですよ。キッチュ。 「…大人のキスよ、帰ってきたら続きをしましょう」、と言わんばかりのキッチュを。 いよいよ分からなくなって参りました。 サイは放置でキラにいきなりくっつくフレイ！ まるで三流のギャルゲをやってるような気分ですね、キスに騒ぐとは（お でもギャルゲではまず狙わないキャラですね。 あ、カテジナさんは狙いますよ、確実に（何 一方、もちろんザフトさんの狙いはガンダムとアークエンジェルな訳です。 …どう考えてもあの提督の方がいい男なんだよ、シャアもどきは黙って死んでおけ！ そして、アークエンジェルは単艦、連邦軍の犠牲の山を踏み越え、地球に降りることになります。 もちろん大気圏内での戦闘ですよ、燃えますよ（機体が いつイザークあたりが、「助けてください、シャア（もどき）少佐ァ！」と叫ぶのかなぁ、パクリなら、全部パクッちゃえよ、そっちの方が楽だぜぇ、両澤ァッッ！？お口がお留守だぜェ！とかテレビモニタの前でバーリトゥード並に叫んで牙を剥き出しにして吠えてましたが、いわねぇのな、ちっ。 という訳で今回も良くわからず終わりました。 平井がキライなんだよッ、ヒライがキライッ！（発作フラッシュバック ■お前一週間も何やってたんだよ、って言われると、Vガンダムと、Witch Hunter ROBINなんか見てまして。 Vガンダムはなんか、最終の数話以外はパッとしなかったです。 でも最後の数話のカテジナの狂いっぷりは最高！萌えました（お しかし最後までカテジナ以外、パッとしない訳で。 いや、ルペシノとか、ファラは異常に光り輝いてるんですが、クロノクルが特にパッとしねぇ…。 シャアもどきだからもっと活躍しろよ！ と歴代のシャアもどきに共通する言葉を吐いたりするのですが、シャアもどきって結構活躍してるのよね、亜流のガンダム（WとX）では。 ロビンはですね、あんまし一押しではないんですが、とにかく、色気が無い。本当に絵のクオリティも最高で、女キャラも結構いるのに（3人くらい）ちっとも色っぽくない。 出てくるキャラも殆どがオッサンばかりで、とてもとても萌えアニメ全盛の今の世に売れるアニメだとは思えない訳です。 俺？俺ですか？ 最高ですね、こんなにオサーンが出るアニメ作るサンライズは流石神ッ！クオリティも異常に高くて神ッ！（おっさんの ストーリーもイマイチではありますが、胸がすくほどオッサンづくしなので、見ても損はありません（萌えたい輩以外は ■そういや家族箱？だっけ？ シナリオ変わらないそうですねぇ。 DVD使えない俺は（略 ■＞レキ姐さんが誰かに似てるなーと思ったら、コレの八車文乃に似てるんだ（似てないかねぇ 似てる！（えー と今更反応しつつ寝よう。 おぞうに突きながら箱根見つつ寝正月するために今から体力を蓄えるために寝なきゃ（人間のクズ |
| □12/22 ■変人窟デーも終了。通常営業に戻ります。 ■ガンダムSEED 第12話 フレイの選択 どっかの作品にも命の選択をというのがありまして、それでも改めて軍なんですよー、戦争なんですよーと言うことを印象付けるために遺書とミサトのステーキが用意されましたが（実際にはフカヒレラーメンチャーシュー抜き）、これにもそういう演出はあるんでしょうか、どうでしょうか。 今回は、ついに連邦の大群と合流が済み、主人公キラに、このまま地球に降り、除隊するか、このままそのコーディネーターとしての力を活かし、残るか、という選択を迫ります。 今まで余裕が無かった連邦の面子も、多少余裕が出来たのか、キラに自由意志を迫りますが、詰まるとこ軍人に迫られて、意志を決めろというのはプレッシャーに他なりません。でも友人と戦うのは嫌ーという自分の自由意志にキラは逆らわないのでした。もうちょい深読みしろよキラ。 そんな折、役に立ってるのか立ってないのかわからない他のご学友も、除隊許可証が送られます。 これは先に書いてた「遺書」と同じような印象を受けるんですが、どうなんでしょうね。まぁ、こちらの面子はこの文章のプレッシャーを感じ取り、その場で破り捨てます。そして、その空気に飲まれたのか、フレイが自分の運命を決めるのでした、という筋書き。 毎度毎度言われてることですが、戦闘シーンならそれ一辺倒、馴れ合いだとそれ一辺倒という構成はどうにかならないものですかねぇ。 今回は早々に死にそうな、意外に好印象な将校が出てきますが、どう死ぬんですかねぇ。見物です。 でも来週予告でキラがストライクに乗ってるところ見ると、そうそう格好いい見せ場で死ぬ訳でも無いのかもしれません。 おっさんはかっこよく死なせてやってくれ！ 俺の心の叫びでした。 しかしキャプ画像が欲しいね、ホント。 ■パニック客が操縦かん握る、離陸直後にヘリ落下 操縦できない人が操縦すると、ろくな事はないという、日本人なら先に起きた、例の潜水艦衝突事故で学んだはずのことを繰り返したニュースです。 今年も押し迫るので、復習と言うことなんでしょうか。 実演指導の。 迫真です。 ＞２２日午前１１時２５分ごろ、熊本県小国町満願寺の旅館「はなむら」の敷地近くにあるヘリコプター用発着場で、同旅館経営の中村忠幸さん（６０）が操縦するヘリコプター（２人乗り）が、離陸して約２メートル浮上したところでバランスを失い落下。同乗していた宿泊客の中国人女性（６２）が手首を骨折して重傷を負った。中村さんは顔に軽いけが。 旅館がヘリ持ってるというのがまずわかりません。 ヘリでお迎えなんでしょうか。 近代化の波も素晴らしいですねぇ。 でも、こちらにそういうオプションは載っていませんね。謎です。 ＞小国署の調べによると、中村さんは知人から女性を体験搭乗させてほしいと頼まれ、ヘリコプターに乗せた。ところが離陸直後に女性がパニック状態になり、操縦かんを握ったため落下し、機体後部が地面に接触したという。 そして中国人女性と言うところも謎です。国際色豊かですが、中国人に操縦桿は握らせるな、という教訓なんでしょうか。 パニック時カンフーとか使いますしね、あっちの人。（世俗に毒されすぎです ■アフガニスタンで独軍ヘリが民家に墜落、８人死亡 だから民間人に操縦桿を握らせるなッ！！（違 ■疑惑の花形アナリスト、罰金１８億円と業界追放 米国 アナリストって卑猥だと思いません？ アナリストですよ？卑猥でしょう？カレーですよカレー。（お それに疑惑と花形という形容詞がつけば…。 想像力の翼が広がりますね。 いやーんばかーん ■サッカー：フラム、敵地で０―２負け アーセナルは首位堅持 これもえっちな感じがします。えっちですねー。 ■最強のビキニキング(またはクイーン)が誕生。WIN「ビキニカラテ」ゲーム大会開催 ＞優勝者には初代「ビキニキング(女性の場合はクイーン)」の称号が与えられる。さらに、副賞として「アフロディーテ」の等身大ポップがプレゼントされる。 下手な嫌がらせよりよほど嫌です。ビキニ一枚で外を歩くようなもんです！ ■エニワンテレビ『攻殻機動隊』を放映 SACの方ですかね。スカパー放送しか見れないと言うのに、けしからん、けしからんぞカンコック！ ■七面鳥がＸマス前に逃亡？ 佐賀県三田川町 ＞同署によると、２１日午後３時半ごろ、同町立野の男性（５６）から「大きな鳥がいる」と通報があり、駆けつけた署員が捕獲した。 ブレーメンならず！ ■メルティブラッド完成したみたいですが、それよりも今年の萌えキャラが楽俊て…。ネズミかよッ！しかも男かよ！ …その意気や良し！！ |
| □12/21 ■灰羽連盟総評。 多少遅めだが、灰羽連盟を全て見終わった。 この話は、灰羽という、人間とは異なる、羽を持った人間の話である。 「壁」に囲まれた街の中で、主人公のラッカが癒し、癒されていく課程が、淡々と細部まで、しかし確実に足早に語られている。 今現在の日本は、長引きすぎて、一体どこまでが不況なのかわからない、いわば一種の恐慌なんじゃないか、と思わせられるほどの経済不安。 それは社会不安に相違なくて、人々は心に不安を抱えている。 そこで降って沸いたように現れ始めた、癒し系、なるものの一種にこれは数えられる。 癒し系特有なのだろうか、主人公の周りはオールドホームの仲間なので、女の子と、子供ばかり。 多少百合っぽい印象があり、今年流行した「マリア様がみてる」にも符号する所があるだろうか。 一見すると、最近の流行である、萌え系アニメの一つに数える事も出来るかもしれない。 ただし、この話は良くできている。 ラッカの視点から、まず個々の主キャラクターの人となりを描き、ついでに世界の成り立ちも語ってしまう。その上メインストーリーも進めてしまう、という、欲張りな構成を、焦らず描く。 これは案外難しい事だ。なおかつ、最初の方は放送も不定期であり、最終的には一週に二話放送、途中にはロボットアニメにもされる（？）という紆余曲折を経ているため、熟考する暇などそうは無かったはずに思える。 なのにクオリティはずば抜けて高い。 11話あたりの作画は、「邪神降臨」と評されても問題ないくらいの崩れ方だったが、一定水準はクリアしている。 では話を戻そうか。 ベクトルが癒し系を向いているくせに、多少この話は暗い。 途中にはメインキャラクターの喪失などもある。 しかし、最後には一番謎の多かった、レキも癒され、ストーリーは終わる。 癒し、癒される事が救いなら、癒すことも悪い事じゃない、そのテーマは、悪くない。 癒し系上等じゃないか、こんな癒し系なら大歓迎である。 過酷なスケジュールでここまでの物を練り上げたスタッフには心から拍手を送りたい。 以下ネタバレ。 さて、癒し系のくせに暗いと書いたが、それもそのはず、この話は「死」が色濃く見える。 一話目からうっすらと想像が付くのだが、この世界そのものが、最終話でレキの言ったように、死で囲まれている。 我々の住む現実世界と、レキの持つ夢との符号でやっとわかったのだが、明らかに一度死に、この世界に灰羽たちはやってきている。 ラッカの名が示すとおり、それは恐らく落ちて亡くなったと憶測できる。 レキの場合は轢―つまり、電車、あるいは汽車により、轢かれて死んだと推測できる。もちろん、おいそれと事故で死んだのなら罪憑きになどならないだろうから、おそらくは自殺なのだろう。そして、礫が示すとおり、それは自殺だと推測できる。 礫は石くれの事、すなわち、石を積み上げ許しを請う、三途の川を想起させるのだ。 仏教、あるいは他宗教に於いても、一部の例外を除いて、自殺は良き事とはされていない。 以上の点から見ても、何らかの原因で死んだ者が、贖罪し、また輪廻の輪―宗教観がどちらかといえばキリスト教なので天国だろうか―に戻るためにいる世界、それが灰羽の街ではないだろうか。 まさに我々の世界とは死で隔てられているのである。 ただこの結構重いだろう、と思われるストーリーを紡ぎ上げ、その上であの明るいオブラートに包んだ手腕は、評価すべきだろうと思う。 ■まだ続いてますよ。 カイコウ ■俺的2002年回顧企画。 ヲタ ﾁﾝｺ 北の国から 2002 沈殿コロイド 4月期 ふるいけや かわす" とひ"こむ みす"のおと 父さん、多分非常に無価値かつ、無意義な企画だとは思ってるんですが、それでも一回やると決めたら最後までやるんです。つもりなんです。 4月は、何を間違ったかトーナメント戦なんぞ書いてます。 気でも狂ったんですかね。ちなみにコレが最終話に至るまでの過程、最終回は5月の4日に書かれております。Aタグ張ってないので見たければDIARYからたぐってくださいな。 とにかく新しい企画がやりたくてやっては投げやっては投げの課程が綴られてますね。今見ると日記＋ニュースの俺の忌み嫌う文章に近いなぁ、と思えてきて赤面する次第です。 文章上手くならないかねぇ。 ■ニュース系である事を放棄してるような気も若干する…。 |
| □12/20 ■更新し忘れた。 カイコウ ■俺的2002年回顧企画。 ヲタ ﾁﾝｺ 北の国から 2002 沈殿コロイド ２月期、3月期 南無 妙法 蓮華経 昼飯 金欠 カレーライス （灰羽っぽく） 2月はﾅﾆをしてたかというと、計画していたゲームが瓦解した頃ですな。最初からおかしい話だとは思いつつ、こつこつと書いて設定も考えておいたのですが、結局実現する気など他人には無く、よくある口だけの話だったのでしょう、俺は酷くダメージを受けているようで、暫くはサイト更新に尽力していますね。 いわゆる一般的な誰もが取り上げるニュースを一切取り上げていないので、全く世の中でﾅﾆがあったのかわかりません。 当時のコンセプトはピリリと辛い文章を書くことだったので、なんだかこじんまりしている印象があります。 3月は新しい更新の形をどうにかしようと足掻いていますね。 readmeで同順位くらいの人を紹介し、レビューすることで上手くすれば少しずつヒット数を盗めるか、と狡い考え方から今日のお隣さんというのもし始めているようです。実際あまりにも利潤が薄いのでやめていますが。これは先だって、某猫の言っていた「HIT数50くらいの云々〜」という発言が気に入らなくて、始めた、鶏口牛後な作戦だったんですが、まったく功を奏しませんでした。 あんまりお隣さんにも面白いサイトさんがいなかったのもなんだか世の道理に沿っているようで悲しかったです。 また、誰だかわからんキャラを使って、会話をしながらいろいろしようという新路線もし始めましたが、あまりの臭さに自分で音をあげました。 脳内人格は非常に寒いです。 次回は四月期です。 |
| □12/18 ■お久しぶりでございます。mof担です。 師走も押し迫る中、サイト運営人のほぼ全てが忌み嫌う、クリスマスが近づいて参りました。それこそ親の敵のように怨敵を憎むが如く一色に染まりますので、ある意味では黒い欲望を満たす輩がいると思うと俺も呪詛に身を沈めたいと思います。 はてさて、そんな中、更新が長らく停止いたしましたのは、再インストールしてパスワードがわからなくなったんですね。困りましたよ。 ま、それは毎度のことなのでさておき。 ■正式に告知しておこうと思いますが、ヲタクイズの方は2002年をもちまして終了させていただきます。 ２００２って書いてあったもん。 区切りも良いですし、俺ニュには無視されておりますしね（笑 残すところ二週間あまり、まだ回るのでしたら回して頂きたく思います。 関係者各位の皆様、誠にご迷惑おかけいたしました。 若干でも楽しんでいただけたなら幸いです。 カイコウ ■俺的2002年回顧企画。 ヲタ ﾁﾝｺ 北の国から 2002 沈殿コロイド 1月期 父さん、今年ももう終わりです。 雪降って寒かった冬が、また来た訳で。 １月にあったことを振り返ってみても、一切ニュースがうちには載ってない訳で。 何故かって言えば、去年の今頃もインターネットに繋がらず、悶々とエロゲをやってた訳で。 全く進歩しないな、と振り返ると空しくなるだけで。 なんかまるで引きこもりみたいじゃん！って思うと引きこもりと何も違わないわけで。それがまた悲しいわけで。 父さん。 真っ白です。 雪じゃなく、ティッシュしか見えません。 実は真っ白でもない色が、また悲しい訳で。 そして、ちょっぴり匂うわけで。 春の匂いだなぁ、とは思えない訳で。 明日は2月です。 ■何書こうとしたのか忘れたのですが適当に。 ■京極、とりあえず2冊読みました。 面白いです。妖怪ものを書いている、という割に実際に妖怪はいなくて、ミステリの構成を取っているという、読む前と読んだ後の印象が大きく一変するような構成で、（いや多分それお前だけ）ひどく驚愕したんですが、というのもワタシはミステリを読まない。 遡ること数年前、世は空前の推理ブームでした。 ワタシも金田一やコナンを読み耽り、昔読んでた推理物を紐解いて、さ、一本凄いのを書いちゃる、と筆を取ったわけですが、なんだか頭の悪いそれトリックでもなんでもねぇ！という話しか思いつかず、自分の才覚を疑うと同時に、暫くは離れることを決意した苦い思い出が有るわけで、それ以来だから、古典的な推理ものや漫画を除くと、実に数年ぶりに読んだわけです。いや、赤川とか内田康夫とかは読んでたけどさ…。そりゃミステリじゃないじゃないですか。 という訳で二重にビビりましたが、話の伏線を立てて、怒濤の解決編を見せられるのはまさに驚愕しか出来ませんよ。マジで。 ただ、ストーリーらしいストーリーがなく、伏線のみで構成されて、んでもってかなり粘っこいというかねちっこいというかしつこいというか、それは結構人を選ぶんじゃないかなぁ、と思いました。 熱に浮かされたように妖怪物を読み耽ったワタシ的には、妖怪がわんさか出てきても好きだったんですが、ま、そりゃまた違うだろ、と言うことで。 ■闇のイージスとかも買いました。漫画ですが。 前から読もうと思ってましたが、いや〜、渋くてかっこいい。 ゼロがまんまジャン・レノ（レオンの）なのはどうかなぁ、と思いましたが、普通にかっこいいのでOK（お 主人公が元SATで、片腕を失い、守り屋として生計を立てているという、まぁあまり珍しくない話ですが、敵役のキャラの格好いい事。 悪いだけじゃない、何か心に一つ持っている、ハートのある敵役が多くて、心が震えます。 絵は賛否両論ありますが、上手いと思いますね。 コンデコマはかなり眉唾物だなぁと読んでましたが、これは文句なしに面白い。9巻一気買いで一気にお金が無くなりました。 ■天上天下9巻 フィギュア付きの限定版も買おうか迷うまでもなく通常版買ってきました。ま、デジカメが無いので買ってもネタに出来ないのでどうしようもないのです。 デコピンを食らわした後の姿が若干見たかったですが（笑 さて、なんか主人公のパワーアップの話なのですが、絵がまた上手くなってるなぁ。といっても写実的な方向じゃなく、同人受けする方向へですが。昔はこういう絵も嫌いではなかったので（お 今でもたまに買いますが、話もこういうの昔は書きたかったなぁ、というある意味でのノスタルジーを感じる話になって参りました。 あるでしょ、妖怪が出てくる、学園格闘物を一回や二回書きたいと思ったことは（笑 それを実にレベルの高い状態でやってくれているから、馬鹿には出来ないのですよ、ワタシには（笑 幾ら変な方向に話がこけようが、夢を与えてくれたので、なま暖かく見たいと思います。そんなマンガもあり。 ■黒田硫黄の短編集、大王、黒船も買ってきました。 黒田さんの絵、なんか色気が出てるのよね。色気が。 俺だけかしら？ 話も何というのか、全力でグーで殴られたような感覚を受ける話が盛りだくさん。 線の中にパワーが滲み出ていて、見ているだけでお腹が一杯になります。 まず感性が非常にみずみずしい。 天狗や茄子の時も思いましたが、こんな風に台詞を繋いだり、絵が来たりするのは常人じゃないです。 大体、創作物というのは自分で生み出した物だから、若干自分の何かが滲み出たりするんですが、それが全くわからない。 あからさまにパワーがあるのですが、それが何でかさっぱりわからないのです。 ここがこう面白いから、これは面白い、じゃなく、脳のシナプスが欲しているから、という感じで面白いのです。 凄い作家さんがいたもんです。改めて驚愕しました。 |
| □12/9 ■いやはや。時間がゆったりです。 ■千里眼の瞳読了。 今回のﾊﾅｼは一イベントがデンパなんじゃなく、ﾊﾅｼ全体がデンパです。 まーぶっちゃけ言うと、北朝鮮の拉致のﾊﾅｼなんですね。 女の子がさらわれて、それを自衛隊と軍の軋轢と、日本が掲げる自衛権のみの主義のために、眼の前で拉致船を見逃す主人公という衝撃的な（いや、そういう事にしておきなさいって）シーンから始まります。 しかし、なんとその北朝鮮から、あのディズニーランドに行きたいからーという、およそ権力者の息子とは思えない寛大な思想の持ち主、金ジョンナムの付き添い人として来てた女が拉致疑惑に絡んでるのではという事で、主人公に拉致事件について聞き出してくれと依頼が来るんですね。で取り調べをして、主人公はこの女が北朝鮮の思想省の人間だという事を確認するんですね。 しかし何故かこの女、主人公と同じ職場に来て職員になります。 なんだか中盤以降のギャルゲの転校生みたいな位置づけですが、主人公と議論を戦わせたりする訳です。そこがギャグです。でも結構ここは面白かったりします。ギャルゲみたいで（お その後、この女は姿を消しますが、直後に拉致された筈の女の子が出現します。 なんと彼女は日本の変態歯医者さんに監禁されてたんですね。（は？ 真相を明らかにするためにその彼女を追って主人公は2001年9月のアメリカの貿易センターに行くわけです。 …ご想像にお任せしますが、この時期と場所をまぁ考えてください。 そこで明かされた驚愕の真実とは、北朝鮮は正義の味方でした、というものです。 世界の悪しき思想から世界を守るため戦う正義の味方です。 そしてテロを止めるためアメリカに来たと言うんですね。 …アホか。 北朝鮮は正義の味方でしたー味方でしたー。 ■GUNSLINGERGIRL第１巻読了 んー…。 そんな各地のレヴュー読んだ訳じゃないですが、非常にいびつな話だと思いました。 洗脳＋機械と言えばガノタ大興奮なんですが、これはガノタ的に言えば強化人間でサイボーグな女の子がNOIR並のアクションを展開する話なんですな。つーか強化人間でサイボーグってカロッゾロナですか…？鉄仮面ですか…？ で、まー愛情をコントロールする薬かなんかを使われているのでしょうか、一人一セットで女の子＋お兄さんというセットが何セットかあるんですが、例外なく愛情をお兄さんに注ぐ訳です。 実際ん所、可愛いという意見が大量にあるようですが、なんつーんだろ、10割の愛をもたらさなければ死ぬという、滅茶苦茶いびつな愛を求めるわけです。欠陥商品も甚だしい薬ですなぁ。で、まぁ目的のためには手段を選ばす、任務のためならちょっと気に入った男の子でもさくっと殺すわけです。 いったいこれはどこの層をターゲットにしてるんですかね。 宵闇〜も同じ事思いましたが、香ばしいヒューマニズムは投げ捨てた方がカッコイイのでしょうかね。 少年漫画や少女漫画の範疇以上、これが現実、これが真実という意味で死を軽々しく扱うのなら良いのですけど、全くそれを感じられません。いびつな感情を持った女の子が銃をぶっぱなす気味悪い話としか俺には移りませんでした。 古いヒューマニズムを描いてくれた方がボクは好きなんです。 プル見て可愛いと言ったヲタと、背景に何あるねんと思ったヲタくらいの隔たりを感じました。 ■黒鷺死体宅配便１、２読了。 これも凄い死が軽いです。 まー死が軽いのはこの手のホラーでは許される話でして、まー面白くないです、全然。 イタコとダウジング、ハッキング、エンバーミング（死体修復）、チャネリング、マペットのスキルを持った若者が、死体にまつわる話で報酬を得るという、地獄の沙汰も金次第ですか…という死んだ後までこの世の事を考えなくてはいけないなら、何とこの世は面倒か、と思わせてくれる話です。 死体が動くのが怖い、とか描いてるんですが、筆力の問題か、なんか横に女の子が太くて、美しくない、としか思えません。 全然書くことも無いくらい中身もありません。 ■プラネテス１，２ かなり来ております。 飴屋さんに薦められ一撃で買ってきたんですが、一撃で昏倒しました。 ああ、良い。面白い。文句なしに。 ガノタ的にはフォンブラウンとか、ヘリウム３とか、うひゃああと思う言葉がポンポン出てきて、凄い大興奮なんですが、台詞も熱いし、話も面白い。 宇宙をテーマにした話で、それなりに考証もされてるし、キャラが生き生きしながら宇宙で足掻くのが心地よいです。 3巻も近い内に発売のようで。楽しみです。 ■ガンダム種。 今回はまぁ周りはなんのそので適当なレヴューを今更書いてみたり。 今回はパンモロ、シャワーシーン、妊娠（に見える）辺りがイロモノ的には最悪につまらないわけですが、それ以外でもなかなか…。 前回、フレイのお父さんの船がラクスクラインを人質に取り、「もしあの船を沈めたらこの子を殺すわって言って！」とかぶっこくフレイを後目に、敵艦隊に言うまえに船あぼーんで呆然とするフレイという光景でしたが、（その後副長が引継とばかりに脅しをかけましたが、あれで大人の汚さとか表現したかったのかしら…？全然緊迫感が無いのでそこで強調してもアクセントにもならないんですがね…）今週は疲れて帰ってきたキラに「あんた同じコーディネーターだからって全力で戦ってないんでしょ！」と言い放ちます。 嗚呼。職場から疲れて帰ってきた夫に真っ正面に離婚届を突きつける女の人ってこんな人なんですね。 で、傷心のあまり声をあげて泣くキラ。 「俺は水○も、遙も傷つけたくないんだー、うわああああ！！」とか言ってませんが、まぁ泣き叫ぶわけです。そこに来るラクス。 傷心のキラを癒すラクス… ってこれはギャルゲか！？ キラは女の子ですか！？ と近年の腐女子に大人気のガンダム種がついにときメガ化したのかｷﾞｬｰとか叫びましたが、ラクスが「アスランは婚約者ですわ」とかぶっこいた瞬間にキラは帰すことを決意します。 …脳障害ですかねこの子わ…。 借りた物を帰すのは常套手段ですが、まさかこの状況でそれをやりますか。 優等生キャラは極めるとただの馬鹿になるようです。 そしてその行為に同意する仲間たち。 「女の子を人質にするなんて、悪者のやることだもんな」 …君ら年いくちゅ？ で単独出撃、気づかない大人ども。 前回のフレイ単身、ラクスを人質に艦橋に乗り込むとかでも激甘な警備体制ですが、何という甘さでしょうか。 そしてまんまとガンダム単独出撃。 この間にパンモロとかシャワーとかどう見てもお前妊婦だろいつ孕ませたんだ！とかの大して衝撃的でもない場面がありますが省略。 で、返還。 はいどうぞ。 ありがとう。 そしてここぞとばかりにしかけてくるザフトに吠える ここを戦場にする事は許しません！ …お前何様？ そして終了。 「とんでもないお姫様だったな」 とんでもないのはお前らだっての！ ■あ、やっぱ一時間かかった。おせえな俺打つの…。 |
| □12/3 ■更新さぼるもんじゃねぇな。 一日さぼるともういてもたっても止まらずもう全てネットの事などどうでもよくなりパンツを脱いで貯めて置いた（もしくは貯まった）洗濯物を洗濯機に放り込み、乱雑で薄汚れた部屋の片隅で積まれている本を蹴飛ばして旅に出たくなります。 どうでもいいやね。 ■自由民主党が2号機出るんなら出してあげればいいじゃない。メインパイロットは首にしとけ。暴走するから。ぅぇへへへ ■千里眼洗脳試験読了。 凄い。凄いよこれ。 前作では一億人を気で吹っ飛ばした主人公の岬。 その責任をとり、大ボスの由利はしにました。 しかしいきてました。 このあたりの短絡さと、無駄なディティールの凝り方の異常な矛盾がこの作品の特徴です。 さて、生きてたのは良いんですが、今回は「洗脳」をやろうとします。 医学的に洗脳はありえないんだそうで、それが焦点になるんですが、その洗脳はとあるサークルに属したものでした。 冒頭、催眠の嵯峨の描写があるんですが、それが噴飯物です。 「嵯峨の声にはふしぎなトーンの響きがあった。若者らしい甘さと、男性的な厳格さが入り混じった、丁寧で人の心をとらえる話し方だった。嵯峨の声は、小室の娘が好きなテレビのバラエティ番組に出ている男性アイドルタレントの声に似ていた。 舞台演劇で培ったような明瞭な発声、しかし同時に落ち着いた低い小声を心がけていたあのタレントの声。この若いカウンセラーの発する言葉は、そのタレントと同様の聴きやすさと奥深さに満ちていた。小室はそう感じた。 そういえば、顔立ちもあのタレントに似ている。名前はなんといったか、あのタレントは…。 ふいに嵯峨が告げた。「稲垣吾郎ですか」 」 …アホですか？ つまり嵯峨さんは稲垣吾郎に似てるとわざわざ描いてるんですね。 それは何故か。 稲垣さんは陰陽師というNHKのドラマに出演してました。 今回、陰陽師を呼んでくれと叫ぶ男が飛行機を乗っ取るんですね。 陰陽師？→つまり稲垣吾郎連れてくれば男納得→嵯峨さん似てる！→陰陽師と言って騙せばOK→ｳﾏｰ …。 無事解決。 短絡的です。素晴らしい。 他にも由利は貞子の娘だったとか（実際は違うのだが、御舟千鶴子という、貞子の母親のモデルになった人が祖母という設定） ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｶｰﾝな設定が最強に出まくります。 面白いです（ヤな方向に |
| □12/2 公開。 どうしたことでしょうか。俺の財布の紐が底なしのように開いていきます。だって俺は底なしの貧乏、とこしえの貧乏、貧乏暇なし、働けど働けど我が暮らし楽にならずじっと手を見る、そんな俺ですがこれを聴いたらもう坊やとは言われなくなったぜ！ 人間として終わってるさと誰かの声が聞こえるが知ったことではない。 眠い。 |