2/22
時代に逆行し、無駄にBBSを増やした。
何せもう三年近くやってんのに、一ケ月に一回書き込まれるかどーかというのは精神衛生上良くない。
しかも今更レンタル。やる気の欠片もないのが見て取れるな。
正副予備の三系統を用意という無駄っぷり。お好きに使っておくんなまし。

2/18
■オタクを差別するオタク

そんな深刻に書く気もないのでフランクに書くけども、最近変だとおれは思うのだ。
前にも書いたような気がするけど、オタクというのは気質その物であり、オタク気質の人間がなにやってようともオタクであることに変わりはない。唯一許されるのが金稼いでる時くらいで、あとはオタクであると言われてもまぁ仕方無い。
それが判っているからだろうけど、もうオタクは実にさもしい事で差別したりする。

詰みゲーとかは可愛いレベルの差別。
エロゲーは昔随分やり腐って、その結果半ば飽きて、良い年齢になってもまだやってるけど、大体はやらない。でも買ってるという事をネタにしようとする面と(そもそもそれを面白いと思えるのはかなり限られた層だと思う)、猿みたいにやりくさっている現役世代を揶揄する二つの動きがある。まぁ要は、違いの分かるオタになったよ俺! という可愛い差別である。
だいたい同程度の可愛いレベルだと、ガンダムのシリーズ別での差別とか、俺はエロゲーだけじゃなく色々な物を見るぜ! とガンダムみたいな一時代昔のオタクアイテムが好きというスタンスを取ったりする。
これもやっぱり違いの分かるオタなんだよ俺! の意なんだが、普通に考えれば全然違いなぞ判るわけねーし。ライトノベルと一般小説の違いなんか、明確に言える時点でオタクかもしれないしね。

もうちょっと進むと、「俺ってオタクじゃないんです」みたいな事を言いだす。
脱オタを目指して服とか音楽、一般小説に手を出して「俺はこういう一般物件に手を出すからオタクじゃない」と、手を出さないオタクをバカにしたりする。
いやー、違いは分かってるけど確かに、でも一般文化の方が好きなオタクなだけで、違いが分かることを言いたいのに、結局違いが分からないオタクに成り下がっているのだ。(オタク範疇から言えば、一般文化に迎合しているだけ)
結局範囲が広がっただけでオタクは脱せない。お前のハートはオタクだろ。間違いねぇ。

むしろもっと酷いのになると、「オタクをバカに出来るから俺はオタクじゃない」とか、(つまりオタクを理解しているからだろうが)「〜しかやらないからオタクじゃない」とか、理屈じゃねぇ事を言いだす。この辺になるとオタクでありながらオタク嫌いってだけなんだろうね。でもその有様は間違いなくオタク。
オタクが気持ち悪いのは判っているがオタクを止めるわけにはいかないんでしょうな。

そんなに嫌ならオタクは止めればいいのにと思いつつも、おれもオタクを分析して面白がる最低なオタクなので、こんな事言えた話じゃないのだった。しかし、なんでそんなに差別したがるんでしょうな。謎だ。

2/16
■宣伝効果とソフトウェアとしての価値

売れてしまえば勝ち組という思想がある。常々それに反駁し、どうにかそういう事ではなく、良い物が売れるのが現実だ、と信じたかったが、どうにもそれを覆す材料が見あたらない。
というのも、作品を作るという事の根本が、既にその売れてしまえば勝ちという原理を含んでいるのだ。
今回は、ビジネスの現場を知らない僕なので、オタク文化界に於ける話に規模を限定する。
例を挙げよう。作品が売れて困る人間は居ない。どんなオタクでも俺のストーリーが最高と考えながら大概一本くらいの企画は持っているのが当たり前な昨今、その夢の終着地は売れることである。
勿論、それには作品のクオリティやら、情景のオリジナリティやら、色々な物が必要とされている訳だが、極端な話、売れるというだけの条件を満たすなら、そんな所に目を配る必要性はない。
知られれば良いのだ。兎に角、どんな手段を使うにせよ、多数にその存在が知られることが売れることに繋がる。
簡単な事である。
知られてしまえば、余程目の肥えた人間以外は、話題性を求めて手に取る訳だ。結果その評価が最悪だろうと、屑だろうと買われてしまえばもう問題ない。世界全員が知っていれば、例えゴミの様な作品でも売れる。これは間違いない。
整理しよう。この例で挙げたことは、売れるには知られる事が必要である。そして、売れる事に作品の価値は関係がないという事である。
でも、自分は高い評価が受けたいとお嘆きの方も居るだろう。
でもそれにも抜け道が存在する。
知られる事は勿論、ビジネスになっている。新聞一面を借りるのに必要な金額は膨大であるだろうし、コマーシャルをTVで流すのにも一般人の財布から出るような金額ではないだろう。
如何に効率よく顧客のニーズに合わせて、低予算で大きく印象に残すか。それが宣伝業界であり、逆に言ってしまえばもっとも作品を売るのに都合の良い方策は、全て此処が握っていると言って良い。
つまり、知らしめる際にセールスポイントをその広告その他に織り込んでしまえば、「ああ、そういう作品なんだ、面白そう!」と勘違いしてくれる訳だ。
自分で全米1大ヒットとか、アカデミー賞ノミネート最有力候補とか、勝手に宣伝文句をでっち上げればその威力は増すばかり。間違った評価をしてくれる人も、その見た人間の数が多ければ多いほど出てくるに違いない。
従って、高評価を受ける可能性もあり得るのだ。
つまり、知られることは全てに繋がる。お金を儲けたいなら知られることだ。
しかも、まだ知られることに拠る良いことは沢山ある。
例えば、芸能人などと言うものはその最たる例だろう。知られてしまえば、勝手にファンが付く。色々な人間に知られることで仕事が生まれ、そして知られた分を消費し、コマーシャルに出演したり、芸能ネタでどうでも良いような事を赤の他人に言われてみたりと、本人にいつの間にか価値が生まれてしまう。
有名であると言うことは、それだけで商売になってしまうのだ。
つまり、知られること、有名になることが売れることに繋がり、有名になってしまえば、後はどうにかなってしまう。
しかも、本人や作品に価値があるかないかは、二の次なのだ。
まず、此処までは一般的な事だと思う。
ここから見えることはただ一点。宣伝が商品価値を上回っている事だ。
つまり、幾等汗水たらして良い商品を作っても、宣伝をバンバン打って知られている作品に勝つ手段は、殆ど無いという事である。どれだけ頑張っても、多くの人に読んで貰ったり見て貰ったり食べて貰ったりする事が出来ない以上、売れる訳も知られる訳も無い。
結果話題性ばかりが重視され、すぐに終わって後腐れのない物ばかりが生まれる事になるのは必然だろう。
また、知名度が高い作品なら黙っていても売れるし、それが良いとか悪いとか、商品の流れ構成的にはこうだから売れるのは必然だとか語る事も無意味だ。
結局、売れてしまえば有名だし、金も儲かるし、それが勝利でなく何であるというのか。
我々消費者が出来ることと言えば、変なブームに囚れず、良い物を評価してお金を出す事くらいしか出来ないし、そんな事は結局は無意味になってしまう。誰が始めたんだか知らないが、この世は良い物が売れるようには出来ていない。
容易に売れ筋商品に飛びついてる現状では、最早打開する手段も無い。インターネットという公正な、宣伝的要素が加わらないメディアでさえもそういう売れ筋傾向が取り沙汰される以上、何も打つ手など無い。
だからせめて、売れない商品を僕は愛でようと思うのだ。

2/13
お久しぶりです。約三週間ぶりかな。
ホントはなんとか論をつらつら書こうと思って書きためておいた資料を整理したらばなんか文字化けちゃってるので無期限延期しました。(別名没とも言う
もう最近はですね、すっかり日和っちゃって大して何にも腹が立たないので、暫くはこのまんまが続くと思います。
いまならSEEDでも許せるね。そして続編?決定だし。
ダムエーで連載し始めてからおかしいと思ったんだよなぁ。
つーかサイドストーリーが続編でアニメ化ってありえねー。で、冷却期間を置かず映画版に繋ぐ訳か。
SPGFがそんなに不評なんだろうか。見てねぇけど。
そんなこんなで明日はバレンタイン。どうでも良い特集が昨今のぺたん座り写真と重なって各所で組まれるんだろうなぁと予想。ホント、お疲れ様です。
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